テントウムシは夢を見たい

いつも、ドキドキ・ワクワクを夢見ている、30代男の日常記

人見知りという特技

新年度到来!

昨日から新年度が始まりましたね。

昨日が入社式やオリエンテーションで、

本日から本格的に勤務する人が多いのではないでしょうか。

 

異動や新卒の方、さらに学生の方も、

たくさんの人が新しい環境の中で、それぞれの生活をスタートさせる時期ですね。

新しい環境は、とてもドキドキ、ワクワクする反面、

不安なことも多々あると思います。

 

私は、今年度は異動なく、同じ部署で5年目を迎えるわけですが、

今回は、これまで私が経験した新年度の壁と、その突破法について紹介し、

新年度に不安に感じている方の気持ちが、少しでも楽になればと思っています。

 

 

サバンナで一人

ここで、簡単に、私おてんとうの経歴を紹介しますと、、、

受験は、中学受験、大学受験、国家試験と3回経験しておりまして、

受験後は、その都度、新しい環境に変わりました。

その全てが、周りの多数が選択する道でないところを選んできました。

 

中学は実家から電車で1時間かかるところに行きました。

もちろん、知り合いなどいません。

逆に、私以外の同級生は、同じ塾に通っていたり、同じ小学校だったりと、

以前から仲の良いグループが複数ありました。

 

大学も、同じ高校からの同級生はおらず、知り合いゼロ。

周囲は、同じ予備校だったり、高校の同級生だったり、知り合いたくさん。

 

就職先も、他の大学出身者が圧倒的に多いところだったので、

知り合いもいないし、他の動機は元同級生ばかり。

 

全員が、お互いに知らない者同士であれば、まだいいのですが、

毎回新しい環境に入るたびに、自分以外は知り合いばかりで、

自分だけが一人という環境でした。

自分が持っていたイメージは、サバンナに、裸でポツンと一人残された感じでしたね。

 

 

慣れないストレス

新しい環境って、ほんとにストレスですよね。

何をするにしても、ストレスを感じます。

ほんとに、些細なことでも。

 

例えば、、、

「○○時に会議室に集合」と言われても、場所が把握できていないから、

そこへの行き方やかかる時間が分からないストレスだったり、、、

 

知らない人たちの中で、お昼休みの時間の過ごし方や、

食事の調達の仕方が分からないストレスだったり、、、

 

他にも、いろいろあるでしょうが、私はこんなことにストレス感じてました。

 

 

日本人的な恥じらい

新しい環境に身を置くたびに、

なんで、こんなことにストレスを感じるのか?

どうすれば、感じずに過ごせるのか?

ということを考えるようになったんですね。

そこで思ったのが、「自分が知らないことへの恥じらい」があるんじゃないかと。

つまり、知らないことを恥ずかしく思うから、ストレスを感じるんだと。

 

例えば、会議室の場所なんか聞けばいいわけですよね。

ランチはどこに食べに行けばいいかとか、

買ってきたらどこで食べればいいかとか、

全部、知っている人に聞けばいいわけです。

でも、どこかで知らないことを恥ずかしいと思っているから聞けないし、

他人に聞くこと自体がストレスに感じてしまうわけです。

 

 

結局、みんな、人見知り

 人見知りというのは、赤ちゃんの時に始まります。

自分の母親じゃない人に抱っこされると、泣き出します。

「この人は自分の母親じゃない」

これが、人見知りの始まりですよね。

でも、この「人見知り」というのは、ある意味、自己防衛の形なんですよ。

他人を認識することで、自分を守ろうとしているわけです。

 

だから、人見知りするのは、当たり前。

むしろ、自分を守ろうとする本能なんです。

それを取っ払おうとするのは不可能なんです。

 

結局、開き直って、コミュニケーションを取り続けるしかないんですよね。

そこで、無知の自分を恥じたり、相手の評価を気にしたりしないで、

続けることで、次の道が開けていくんじゃないかと、私は思います。

 

 

オアシス

最近の若い人たちは、周りの空気を読まない人が多いとか、

付き合いが悪い人が多いとかいうことがよく言われています。

だから、私が感じるようなストレスを感じる人は少ないかもしれません。

でも、きっと、知り合いがいないところに、一人乗り込んでいる人もいると思います。

 

だから私は新人が勇気を出して話しかけてきたら、優しく対応したいと思っています。

自分が、その人にとってのサバンナのオアシスになれればと思ってね。