テントウムシは夢を見たい

いつも、ドキドキ・ワクワクを夢見ている、30代男の日常記

眠る幸せ

春眠

「春眠暁を覚えず」といいますが、

春は眠たいと感じることが多いですね。

暖かい日が増えてくるにつれて、うつらうつらします。

 

暁というのは夜明けのことですが、

昔の人は、とても早起きだったそうで、日が昇る前から起きてたそうですね。

でも、春は心地よく、寝坊してしまって、夜明けが見れないと。

他にもいろいろな解釈はあるようですが、、、

 

 

うつらうつら、、、が好き

少しだけ座れた通勤電車で

昼休みのちょっとした時間で

うつらうつらすることがありますが、

ほんの5分程度、寝ただけなのに、すごい気持ち良く感じることありませんか?

私は、この、うつらうつらが、とても好きです。

普通に長時間寝たかのような熟睡感を得ることができるのに、

短時間しか経っていないという不思議な感覚。

私だけでしょうか?

 

 

入眠は蜜の味?

病院に勤めていますと、たくさんの薬を取り扱います。

その中には、通常、世の中には出回ってはいけないようなものもあります。

その多くが麻酔で使われることが多く、

有名なものが、マイケルジャクソンが命を落とした薬ですね。

プロポフォールという薬で、麻酔の導入に使われるものです。

投与すると、本当に数秒で寝始めます。

この入眠、目覚めの感覚を快感に感じて、中毒になる人もいます。

 

もちろん、私は、この薬を使ったことはないですが、

きっと、あの、電車のうつらうつらと同じ感覚なのではないかと信じています。

そう、あのまどろみの時間、Golden Slumberは、蜜の味なんですよ。

 

 

眠るように

「眠るように死ねたら、いいな」

という言葉をよく聞きます。

 

いつも通り、「おやすみなさい」と言って、布団に入り、

朝になって、気が付いたら、冷たくなっていた。

 

とか、

 

みんなに、囲まれて、意識が薄くなってきて、

眠ったかのように、息を引き取りたい。

 

など、理想の死に方は、人それぞれですが、

苦しまずに、眠るように死ねたら、幸せですよね。

 

 

簡単に眠れない

私おてんとうは、病院に勤めており、そういう場面をよく見ています。

近年の医療の進歩は、本当に目まぐるしいわけでして、、、

 

今までは、病気をどうやって治すかということに集中していましたが、

最近は、いかに早期に病気を発見するか。

病気にならないためには、どうしたらいいか。

という方向に、進んでいるように感じます。

 

現在、日本人として生まれた人は、半分以上が死ぬまでに癌になります。

昔は癌と聞いたら、「ガーーーン」となる、、、

ではないですが、途方に暮れてしまう状態でした。

しかし、今は早期に発見できるようになり、治ってしまうのです。

 

治らないにしても、何らかの医療の施しようがあるので、

様々な治療を受けることが出来ます。

そうなると、眠るように死ぬことは、やや遠い話になりますよね。

 

 

素敵な夢を

もしも、さらに、医療が発展するなら、

すごい、幸せな夢を見れるような薬が出来ればいいですね。

 

うつらうつら、ゆめうつつ、幸せな気分で、

静かに最期の時を迎えたいものですね。