テントウムシは夢を見たい

いつも、ドキドキ・ワクワクを夢見ている、30代男の日常記

奇跡の価値は~新世紀エヴァンゲリオンより①

突発的に始まる

おてんとうの、ちょっと変わったアニメ、漫画、映画談義

 

というわけで、ときどき、アニメや漫画、映画の雑談をしていこうと思っています。

好きでよく見ているものから、最近見たものの感想なども、

自分が気に入ったジャンルから出していきます。

 

いろんな人のいろんな感想がある中で、

私なりの解釈を紹介出来たらいいと思っています。

そして、基本はネタバレなので、気を付けてください。

 

 

エヴァンゲリオン

私は、本当に新世紀エヴァンゲリオンが好きです。

現役で放送していた時に見ていたわけではなく、

妻から教えてもらったのですが、

今となっては鬱陶しいと言われるくらい、自分の方が好きになっています。

そして、このアニメ談義の中では、頻回に登場すると思いますので、悪しからず。

 

そして、第一回のアニメ談義に選んだのは、一番好きな回です。

第拾弐話:奇跡の価値は

もう嫌なことがあった日は必ずと言っていいほど、見ますね。

明日への活力をもらうことが出来る作品です。

 

 

背景

知らない人のために、簡単に背景を。

本当に簡単に。書き出すとキリがないので。

 

シンジ、アスカ、レイの3人は、使徒と呼ばれる化け物を退治するため、

エヴァンゲリオンと呼ばれる兵器に乗って戦います。

その戦闘の合間で、シンジは「なぜ自分はエヴァに乗っているんだろう」

と疑問を持ちます。

どうして、自分がこんなことをしないといけないのか疑心暗鬼になりながら、

また新しく攻めてくる使徒に向かっていく、、、

 

という感じでしょうか。

それぞれの性格とか空気感とかは、ここでお伝えできないので、

ぜひ、見ていただきたいです。

 

 

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奇跡の価値は

この第拾弐話は本当に好きで、すべてが名言、名シーンだと思っています。

その中での数シーンを順番に紹介していきます。

 

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「そうして、人の顔色ばかり気にしているからよ。」

エヴァとのシンクロテスト(エヴァに乗るための訓練のようなもの)を終え、

帰宅中のシンジとミサト(使徒殲滅の作戦参謀、兼、保護者)。

今日のシンジは、シンクロテストの出来が良くて、褒められたが、

アスカは、それに嫉妬して怒ってしまっていた。

そこでシンジは、誉められても嬉しくないし、

逆にアスカを怒らせたことを反省してしまう。

何が悪かったんだろう?と。

それに対し、ミサトは「そうして、人の顔色ばかり気にしているからよ」

と吐き捨てるように冷たく言い放つ。

 

私は、このセリフに、ハッとされされます。

シンジは極端かもしれないけど、自分もそうなんじゃないかと。

仕事で、いろいろな思惑を推測して、行動したり、

相手の考えることを予想して、先回りしたり、

でも、結局全然違う結果になって、怒られたり、、、

そんなことって、よくありますよね。

その時に思い出す、この言葉。

 

このセリフは、ミサトの冷たい言葉として、紹介されることが多いですが、

私は、違います。

確かに、冷たい言葉なんですが、よく考えると、、、

 

何をウジウジ悩んでいるんだ?

相手の機嫌ばかり考えるから、悩んでいるんじゃないか?

相手の自分に対する評価を気にしすぎているんじゃないのか?

本当に大事なことは何だ?

しっかり自分を持て。

 

こう言っているように、私には聞こえるのです。

 

色々考えて、仕事したのに、うまくいかなかったときに、

この言葉を聞いて、自分の身の振り方を見直しています。

人の顔色ばかり見て、大事なことを見失っていないか?と。

 

 

長くなったので、今回はこの辺で。

次回、また別のシーンを。