テントウムシは夢を見たい

いつも、ドキドキ・ワクワクを夢見ている、30代男の日常記

部活の思い出③

アメとムチ

でなわけで、小学校2年生から剣道を始めた私。

やり始めたころは、誉められて、おだてられて、

うれしい!たのしい!だいすき!

と、いうことで続けていたのですが、

そのうち、本性が出てきます。

 

最初は、続けてもらうために、

周りの大人も甘やかすわけですね。

でも、続けるようになれば、もう容赦なく鍛えられます。

 

以前にも述べたように、剣道が好きな集団です。

それは、子供よりも大人に言えることで、

もう、やるからには試合で勝ちたいわけですね。

周りの大人が、すごい指導を行うんです。

 

最初のころは、楽しいから通っていた練習ですが、

もう数か月も経つと、行きたくなくなるんです。

曜日によっては、怖い厳しい先生が来られる日もあって、

その日の練習などは、嫌で仕方ないんですね。

もう、練習の開始時間が近づくと、

お腹が痛くなっていました。

今思うと、もはや、過敏性腸症候群のレベルですね。

 

 

スパルタ指導

どれくらいのスパルタだったかというと、

罵声を浴びせられ、喝を入れられたりたりするのは当たり前で、

おしりを叩かれたり、押さえつけられたりすることもありました。

今では、コンプライアンスにかかるかもしれませんが、

当時の体育会系では当たり前のことでしたよね。

 

上下の関係も結構厳しく、

練習後、のどがカラカラで乾いていても、

先生、先輩から順に飲んでいかないといけません。

下級生は、最後に口を付けるという約束でした。

 

 

やめたい

やめたくなかったかと言われたら、

あまり、そういう気持ちにはなりませんでした。

そういうスパルタ練習しているからか、

試合では結果を残せたので、達成感があったし、

不思議と、本気でやめようとは思いませんでした。

 

そりゃ、厳しい練習中は、嫌な気持ちが強いし、

怖い先生が来る日は、なんとかサボりたいと思うこともありました。

でも、やめようとは思わなかったかな。

 

 

継続は力なり

そんなこんなで、なんとなく始めた剣道を

ずっと続けることになっていました。

 

上手いかどうかはさておいて、

面白いかと言われると、

たぶん、面白かったんでしょうね。

以前にも書きましたが、

この面白さを伝えるのは、かなり困難ですね。

 

本当に、自分との葛藤と言うか、

普段の力がどこまで出せるか、

出せたら何ができるか、

相手は何を考えているか、

今自分がすべき仕事は何か、、、

 

こういうことを試合の刹那に考えながら、

活路を見出していく感じですかね。

 

その魅力に取りつかれたわけではないですが、

気が付けば、小学校2年生から大学6年生まで、

約17年間続けることになるのです。

 

つづく、、、