テントウムシは夢を見たい

いつも、ドキドキ・ワクワクを夢見ている、30代男の日常記

部活の思い出①

汗臭い

部活の思い出と言われて、皆さんは何を想像しますか。

 

泣きそうになるような苦しい練習

先輩やOBから受けた理不尽な仕打ち

レギュラーになれなかった悔しい気持ち

試合で勝てた輝かしい思い出

憧れの先輩への淡い恋心

 

いろいろあると思います。

私の場合も、たくさんの思い出はありますが、

常に、「汗臭い」というのが付きまとっていましたね。

 

 

かっこいい?

私は、剣道をやっていました。

できたら、「やっています」と言いたいところなのですが、

残念ながら、現在の生活の中には、剣道はありません。

また時間が出来たら始めたいとは思っているんですが、

なかなか、めどがつかないというのが、現状ですね。

 

よく、飲み会とかで、「何かスポーツをやっていたんですか?」

と質問されることがあるのですが、

別に恥ずかしいわけではないですが、なんとなく言いづらい。

 

例えば、サッカー、野球、バスケット、、、

どれも、かっこいいじゃないですか!

そのあたりには、マネージャーとかもいて、

たくさんの応援も駆けつけてキャーキャー言われる。

いわゆる、花形の部活ですよね。

 

でも、剣道はそういうタイプではないんです。

試合は、キャーキャー黄色い声援が飛ぶ状況ではないです。

もちろん、歓声が上がることもありますが、

正式な応援は拍手のみということになっています。

試合で気持ちを盛り上げたり、高ぶってきたりすると、

周りから、声が出たりするのですが、

あまり、激しい声が出ると、審判から注意を受けます。

 

つまり、花形からは程遠いスポーツなんですね。

 

 

説明できない

試合の応援に来てもらっても、

剣道経験者でなければ、観戦の仕方が分からないのですね。

 

例えば、サッカーの場合。

もちろん、ファウルの基準とか、オフサイドとかいろいろありますが、

単純に、ゴールにボールが入れば点数が入り、

より多くの点数が取ったほうの勝利。

非常に分かりやすいですね。

 

他にも、野球、バスケットなどは、

さまざまなルールはあるけれども、

点数の入り方が明確で、

その点数の多い方が勝利するという分かりやすい基準があります。

 

剣道は、それがないです。

あるんですよ。

あるんですけど、未経験者に言葉で説明できないんですね。

 

これを比較的に分かりやすくしたのが、

現代の柔道になります。

背中が付いたら、何点。攻めてなかったら、マイナス何点。のように、

分かりやすいルールを設けて、海外へ普及させ、

さらには、オリンピック競技になっています。

 

剣道は、こういうポイント制になってほしくないということで、

世界大会はありますが、そういう活動はありません。

 

こういった意味でも、

なかなか理解してもらいにくい競技なんですね。

 

 

つづく、、、